今年の大きなトピックスのひとつ「新紙幣発行」。
新千円札の顔となる北里柴三郎のふるさと小国町の盛り上がりとともに、
若手住民の取り組みで、地域を元気にしようとする活動もご紹介します。

新紙幣発行が発表されて以降、来館者が増加している北里柴三郎記念館。
敷地内には柴三郎が幼少期を過ごした生家や、大正5年に設立された北里文庫などが保存されており、研究と教育に力を尽くした柴三郎の足跡をたどることができます。
館内25箇所に設置されたQR コードを専用タブレットで読み込むと柴三郎に関するクイズや動画などが楽しめるデジタルコンテンツもあります。
さらに、新しくできたシアターホールでは感染症研究につくした柴三郎の生涯を映像で知ることもできます。
阿蘇郡小国町北里3199　　　　
0967-46-5466
https://manabiyanosato.or.jp/kitazatomuseum/

去年9月にオープンしたクラフトビールの醸造所「バッテン　ブリューイング」。
店内にはオリジナルのクラフトビールを楽しめるバーも併設しています。
醸造責任者の松崎耕詩さんはオーナーが営む工務店の社員。
醸造所を作るにあたり、国内各地でクラフトビール作りを学び、研究をかさねて来ました。
焼き芋を使ったビールなど個性派ビールが味わえますよ。
阿蘇郡小国町北里345　　　　
0967-55-0011
https://vatten.beer/

100年以上続く老舗「七福醤油店」。
創業当時、7人の仲間で開業したことから、七福神にかけてこの屋号になりました。
薄口や濃口、刺身などの醤油を作っています。
醤油のこだわりは水、筑後川源流の清らかな天然湧水で作っています。
五代目が醤油蔵を継いでおよそ3年。長年受け継がれてきた自慢の醤油をベースに
「ソース」を開発しました。肉専用の「阿蘇の肉ソース」です。
五代目は、「ソース」を開発した理由について、「100年以上受け継いできた醤油をさらに多くの方に知ってほしい。小国にこんな美味しいものがあるんだと伝えていくのは
若い自分たちの仕事」と話しています。　
　
阿蘇郡小国町宮原1734-5
0967−46-4325
https://shichifukushoyuten.com/